牛肉は産地じゃない!!
当店3つのコンセプト 1つ目 「特別な食卓」 単に消費される為だけのお肉ではなく「特別な食卓」を演出すること お客様に喜んでいただくことが一番です 2つ目「ブランドに左右されない」 このブランドだから良いという基準はありません ブランドにこだわると極端に高い価格になるケースがあります どの産地にも必ず上質の牛肉は存在します 客観的に判断された上質のA5ランクにこだわって 商品に見合った価格で販売しております 3つ目「小さな精肉店だからできること」 大量に生産して一気に発送することはありません お一人お一人を大切に、一つ一つの商品を大事に作ります 小さな精肉店だからできる心配りを大切にしています |

こんにちは!店長の宮崎です♪
「いい牛はいい」ってよくわからないタイトルでごめんなさい。。
世の中にある高級牛肉が異常に高い値段で売られていることが多いので
みなさんに本質の部分をしってもらいたいのです。
小さな肉屋の本音を読んでいただけたら嬉しいです♪
日本中、牛肉の産地やブランドは、いっぱいありますが
ここの産地・ブランドが一番だと言えるものは客観的に存在しません。
ご存知かもしれませんが、牛肉を客観的に判断する「格付け」と言うものがあり
検査員は、どんなに有名な産地だろうが
誰が育てていようが
一切関係なく
良い牛肉にしか「良い等級」をつけません。
「A3のブランド牛」と「A5の有名でない牛肉」のどっちがいい?と
プロに聞いたらほぼ全員「有名でないA5のほうがいい」というはずです
ブランドがダメという訳ではありません
スーパーで下記のような表示があったとします
↓
「○○牛 特上ロース すき焼き用」VS「和牛 特上ロース すき焼き用」
どっちが美味しそうですか?
牛肉を扱うプロかよほど目利きのできる方でない限り
同じ値段なら○○牛を買われると思います
A3とA5は、次元が違うほど別ものなのに
ブランドの魔法によって、まどわされるのです。
「じゃあ、A5の○○牛だったらいいんじゃない?」
はい、間違いなく美味しいです♪
だけど勘違いがあって
○○牛だから美味しいんじゃなくて
その牛肉が良い等級だから美味しいのです♪

同じようなものを特別高い値段で買うのはもったいない。と私は思うのです
テレビや雑誌で「うちの料亭では○○牛を!・・」「うちの店では○○牛しか扱いません!」「100g 4000円5000円する高級牛です!」
なんて消費者が見ると「あぁ、○○牛っておいしそ~」ってなるわけです。
で肉屋は考えます
「○○牛」って売れば 売れる!
当然ですよね(笑) でも 一つのブランドにこだわると他に「安くていい牛肉があっても」 無理をして仕入れなくてはならないのです。
まして人気ブランドだと高い値で取引されるのです。
産地偽装の多くはここから起こる現象です

同じ場所で育った子牛が地方に行けばそのブランドになります
黒毛和牛はどこで育てても黒毛和牛
逆にどこの産地にもいい牛肉は「必ず」存在します
もちろん安全な飼料を使い、しっかり管理された牧場で育てられているとか、ちゃんと検査をしているのは、当たり前であることが前提です
私は日本中に蔓延している極端なブランドの魔法を打ち破りたい
A5の牛肉だと何かしらのブランド名がつくので
こんなことを言っている当店もブランド牛を扱っていることになりますが
だからといってブランドを前面に出して販売を致しません。
だけど、その牛肉がいいかどうかには、とことんこだわります。
テレビなどの大げさな表現により、
その牛肉のパフォーマンスをはるかに超えた価格を見ると悲しくなります。
セリに行って産地に関係なく「その時々の肉質の良い牛肉」を
仕入れ、そのブランドに負けない上質の牛肉を
適正な価格で貴方に食べてもらいたい!
私は「極端に高いお金を出さなくても、いい牛は産地なんか関係なく安全でおいしいんです♪」ってことを
みなさんに伝えたいのです。
長い文章を読んでいただきありがとうございました
店長 宮崎寿裕
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